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コラム

2022.11.15

ポップコーンマシーンに関する豆知識 – 選び方や歴史、作り方など

お祭り・イベント・模擬店出店・学園祭・文化祭などで幅広く活躍するポップコーン。
しかしいざレンタルする際に、サイズや機能面、値段の相場など、どうやって選べばよいかわからないことも多いのではないでしょうか。

今回は、ポップコーンを製造する装置について詳しく説明しますので、ポップコーンマシンのレンタルを検討している方は、ぜひご覧ください。

ポップコーンマシーンの選び方

加熱方式のチェックが第一

電子レンジ加熱式

一般的な家庭用ポップコーンマシーンでは、電子レンジで加熱するタイプのものが主流です。
火を使用しないため安心して使えて、レンジ庫内に入れてボタンを押すだけで手軽にポップコーンができます。
取り扱いもわかりやすいため、初めてポップコーン作りに挑戦する方でも容易に使えるのがメリットです。
サイズは小さめのものが多く収納にも適しております。
欠点は大量に作るには向いていないことです。

直火式

直火タイプは、自宅だけでなくキャンプなどアウトドアで使われることが多く、ホットサンドメーカーのような形で火にかけて使用するのが特徴です。
火加減の調節をする手間はありますが、火を使える場所であればどこでもポップコーンを楽しめるのがメリットです。

大量生産可能なポップコーンマシーン

お祭りやイベント、模擬店、学園祭、文化祭などで使うなら大量生産可能なポップコーンマシーンがおすすめです。
ディズニーランドや映画館と同じような味を再現しており、1回(豆100g)で30gカップのポップコーンが約6~7杯位作れます。
レンタルだと15000円からが相場で、購入だと15万円くらいが相場のようです。
レンタルの際には別売りのいろいろな味の材料などが購入できることが多いです。

ポップコーンマシーン、ポップコーンメーカー

操作方法も簡単で、本体内のケトルにポップコーン豆を入れてスイッチを押すだけ。
ケトルからポップコーンが弾け出てきたら、ハンドルを回すことでポップコーンを取り出せます。
また、オイルを入れての調理ができるため、香ばしく仕上がるのもポイントです。

ポップコーンの作り方

詳しい作り方については、下記YouTubeチャンネルにて説明しております。
是非チェックしてみてください。


▼ 豆知識


ポップコーンの歴史

ポップコーン(popcorn)とは、トウモロコシの実を炒って爆裂させ、塩などで味付けした食品のことを指します。
主にスナック菓子として食されている。高カロリーゆえジャンクフードに見られがちですが、材料は全粒穀物であり植物繊維やビタミン類、ミネラル分がバランスよく含まれています。

元々は「ポップしたコーン」を意味する「Popped corn」という言い方でしたが、この言葉が変化して現在の「Popcorn」というなったと言われています。

ポップコーンマシンの歴史

ポップコーンはもともとネイティブアメリカンやメキシコの先住民がトウモロコシを利用し始めた頃から存在しており、ニューメキシコ州で紀元前3600年頃の遺跡からポップコーンの痕跡が見つかっています。
どうやら、焚き火の中に乾燥させたポップ種の種子を投げ込んで、焚き火から飛び出した物を食べていたようです。

紀元前からあるとは驚きですが、実際ポップコーンを作る機械はどうやって生まれたのでしょう?

ポップコーンマシンの歴史

アメリカ合衆国では、ポップコーンは19世紀後半から菓子として食べられるようになっていたそうでしたが、当時はコーンシロップから作った糖蜜を絡めた甘味仕立てであったようです。
塩味が主流となったのは世界恐慌時代で、物価のインフレが進む中、ポップコーンは比較的値段が上がらなかったため、5~10セントという安値で買える塩味のポップコーンは映画を見ながら食べる映画館の定番となったようです。
※館内へのポップコーン持込みを認めるかどうかは、映画館の売り上げを大きく左右したといわれているそうです。

そこで使われていた製法は、長い木製の取っ手付きのワイヤーボックスの中でポップコーンを直火で調理する方法でした。
その後、アメリカでは急激にポップコーンが広まっていったとのことです。

1893年に開催されたシカゴ万国博覧会で、チャールズ・クレトス氏が発明した世界初の移動式ポップコーン製造マシンが発表されました。
それまでのポップコーンは固定の機械を使って製造されていましたが、クレトス氏はピーナッツ売りの台車を改造してスチームエンジンを取り付け、ポップコーンをどこでも作ることを可能にしました。

日本でのポップコーン販売

日本にポップコーンが入ってきたのは第二次世界大戦後になります。
国内での製造販売も当初はアメリカの進駐軍向けであり、日本でポップコーンが販売されるようになったのは、少し期間を置いたあとだったそうです。

※また、日本では9月9日がポップコーンの日にジャパンフリトレー株式会社によって制定され、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポップコーンが家庭に登場

当時のポップコーンは家庭で作るのが難しく、なかなか気軽に食べれるものではなかったようです。
家庭用で初めて登場した製法は、アルミ製の鍋を火にかざして作るタイプのポップコーンだったそうです。
さらに、家庭に定着した最大の要因は、電子レンジで作ることができるポップコーンの登場だったようです。
これによりポップコーンは、家庭でも広く親しまれる存在になっていきました。

ポップコーンマシーンの消費電力

家庭用ポップコーンメーカーでは、その限りではありませんが、お祭り、イベントや模擬店などで使用するポップコーンマシーは、通常800W〜1200Wとかなり高い電力を消費します。

電気を使い過ぎたり、蛸足配線や延長コードの使用などあると電圧が低下して、必要な電力が十分に流れないためケトルやポップコーンが焦げてしまう場合があるので、注意が必要です。

物によっては、消費電力が1200wと非常に高いものもあります。
その際には、ポップコーンマシーン単体の電源をご用意ください。
ポップコーンマシーンと他の電気機器を併用すると、ブレーカーが落ちたり、 電力不足の為ポップコーンマシーンが正常に使用できなく恐れがありますので、イベントや模擬店で使用する際の電源については、建物の電源管理のご担当者様にご相談するのが良いでしょう。